GOOD MORNINGに思いを寄せて

初めにwaterlooさん、2ndアルバム「GOOD MORNING」の発売おめでとうございます。

今回、ジャケットを撮影させて頂き作品作りに関われたことを幸せに思います。本当にありがとうございました。

 

GOOD MORNINGのアルバム撮影はリコーオートハーフという古いハーフカメラで行いました。初めは中判カメラや35mmで撮影しようかと思っていたのですが、なかなか思い通りにいかず…ちょうどその頃にオートハーフを購入し、歌詞と買った理由に共通点があるように思い、このカメラを使おうと決めました。

 

デジタル化が進み、いつデータの消えるか分からない物で日常を記録することに違和感があって。でもフィルム産業は衰退の一途を辿っていて高価な代物になっているので沢山撮れない。だから35mm判の半分、ハーフサイズのカメラを使おうと思いました。

 

表題曲であるGood morningの歌詞(和訳)の「何ともない瞬間が僕にはかけがえのないもの」というフレーズが好きで、きっと日常のなかにそういったかけがえのないものはこっそり紛れているものだと思います。日常をたくさん撮りたいという思いも、そういった大切な時間を残していくためであり、ハーフカメラを買った理由と共通点があるように思いました。

 

また、リコーオートハーフって制約が多いカメラなんです。誰でも気軽に撮れること目的に作られているので、自分が出来るのはフレーミングしてシャッターを切るだけ。

シャッタースピードは1/125秒固定だし、焦点距離も2.5m固定。絞りは自動なので本当にシャッターを切るだけなんです。 逆にその制約が面白く思えました。

日常はカメラみたいに大事な瞬間を逃さぬようシャッタースピードを変えたり、設定を変えたりできないので、そう考えれば日々は多くの制約の中にあります。 

足りないから補うわけでなく、足りなかったり、そのときに気づかなかった事で大切だった物事を理解できることもあるのではないか。

そんなことをGood morningを聴いて思えたので今回、リコーオートハーフを使いジャケットを撮影させて頂きました。  

GOOD MORNINGは日常に溶け込むアルバムだと思います。waterlooさんや佐藤ヒロキさんが奏でるギター、紡ぐ言葉はもちろんのことでありますが、ゆぅぴぃさんとともにレコーディングしたガレージのリバーブ、雨の音、鳥と虫の鳴き声や車の通る音。日常で聞いているはずの音も音楽の一部だからなのか、もしくはwaterlooさんの今を歌っているからなのか、そう感じます。


雨の日も晴れの日もあり、日々に人生の光も影も見ることもあるでしょう。

このアルバムを手にした方に「good morning」とかけがえない瞬間が笑って手を振ってくれることを願っています。

歌詞カード表紙

視聴はコチラから↓

https://soundcloud.com/waterloo-yoshizaki/good-morning


iTunes↓

https://itunes.apple.com/jp/album/good-morning/id1040383908?l=en


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Waterlooo second album

『GOOD MORNING』

1.Invisible(intro)

2.Goat Island

3.Good Morning

4.I Cannot Feel

5.Fly Over

6.Le voyageur

7.Man on the moon

8.People Sing

9.¥500

                 

                   ¥1,500(税込)[¥1,389(税抜き)]

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